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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
バスマットのプロジェクト
新しくバスマットのプロジェクトを企画しています。

服以外のインテリアの仕事もしてみたいと考えていたところ、
仕事を始めた当初から一緒に働いてくれているスタッフの親戚に、
実は機織りをしている人がいるという話を聞いて、
今回のバスマット・プロジェクトのキッカケになりました。

使いやすく自分が納得のいくバスマットを完成させるために、
すべてに対してゼロから細かく企画しています。
どう細かいかという事ですが、布を作るための糸、
織るための道具などは自分で揃えました。

織り機は織手の旦那さんが自分で作りましたし、筬は経糸に使う糸の
サイズを考えて自ら選びました。それでも微調整が必要な時は、経糸に使う
糸や緯糸に使う糸のサイズや種類なども試行錯誤で微調整をしています。

バスマットはコットン100%の手織りの生地、縁はヘンプ100%の生地を使っています。
もうすぐ実際の商品が出来上がる予定で、とても楽しみです。


 
posted by | 18:39 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
愛らしい思い出の軌跡
今回自分たちの商品として1年間使ってもらった作業用エプロンの中から、
穴が開いてしまったもの、糸がほつれてしまったもの、ジップが壊れてしまったものなど、
預かって修理をすることにした。

自分たちの責任でそうなったものは、実際に使う中でどうゆう場所にどうゆう
工夫をするべきかを知るチャンスでもある。また、そうではないものも、
修理をすることによって持ち主が喜んでくれるし、修理されたエプロンも
自らのプライドを取り戻したかのようで何だかとても嬉しそうだ。

僕は小さい頃の記憶はほとんど思い出せないが、肘当ての修理が施された
セーターを父が着ていた印象を深く持っている。肘の部分に楕円形の布が
貼られていた袖は、デザインとしてとても印象的で、そうゆうパッチは
補強として長く着るための工夫であることまでは考えなかった。
そうゆう工夫こそ用の美というものなのだろう。

ひっかけて破れたり、何かのアクシデントで色がついてしまった服でも、
修理を施すことにより活躍の場を再度与えることが出来る。
決して新しい服を買うことを否定するつもりはないけれど、もしも着たくても
着れないお気に入りの服があるのであれば、修理を施してもう一度着てほしい。

修理を施した部分は、愛らしい思い出の軌跡のようでもあり、
母の手のぬくもりにように、何だかとってもあったかい。

posted by | 11:53 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
心が試される大切な年
少し前の話になりますが、僕たち夫婦は新年の始まりとしてうさとサイアムに
年始の挨拶に行ってきました。うさとサイアムとは、うさとの服を作っている会社で、
以前4年間ほど僕が働かせて頂いた場所です。今では僕がタイに来て11年の歳月、
ここから独立して7年の月日が過ぎています。

ここで沢山の事を勉強させて頂くことができなかったら、また独立時に
応援してくださらなかったら、ここまで仕事を続けることはできなかったハズです。
うさぶろうさん、ソムヨットさん、僕にとっては師であり、僕たちにとっては
言葉で感謝を言い表せないお世話をしてくださった大切な方です。

うさとを独立して7年の月日が経ちますが、いつも暖かく、また話を丁寧に
聞いてくださるのは、何よりもありがたいです。現在では年に数回会えるか
どうかですが、それはそれで良いものです。

すでに新しい年が始まっていますが、世の中の情勢を考えると楽観的に
考えるのも許されない年と思っています。しかしそうであれば尚更のこと、
自分とちゃんと向き合うことが出来るか、周囲とどう丁寧に生きられるかという、
人としての心が試される大切な年でもあるように思います。

posted by | 13:42 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
明けましておめでとうございます。
私事ですが、2012年は一言で言えば仕事の年でした。

無我夢中で仕事をしていたのでそれに関しては順調でしたが、将来に対する不安もあり、
丁寧に仕事を消化させる事にとにかく集中していたので、周りにも要求が厳しくなったりと、
心から笑ったり、心から幸せを感じるゆとりがまったく足りなかった気がしました。
そして、気がついた時には自分が嫌になっていましたし、些細な事で、
パートナーと喧嘩をしてしまったりと、、、。

これはちょっとマズイと思ったので、僕たちは年末を過ごすにあたって、
1年の締めくくりと新しい年の始まりというを大切な時間を迎えるにあたって、
タイ北部でも最も美しい寺院の1つ、ワット・プラタート・ランパーン・ルアン
にて年越しのパーリ語の勤行に参加しました。

お経の本を用意している人はそれを読んでいましたが、僕たちは本がなかったので、
お祈りする事しかできませんでしたが、とにかくそれに集中しようと心掛けました。

若い人達が後から来て話を始めたり、まったく興味がないのか布団を敷いて寝ている
人が目に入ったりと、集中を妨げるような事もありました。しかし、
他の人のマナーを気にしてしまっては、自分たちの大切な時間を自分たちで
無駄にしてしまいますし、そんな事で集中が妨げられるのは集中していない
証拠なのだと気が付きました。

なるほど、すべては自分次第なのだと。夜の9時から深夜12時30分ぐらいまでの
時間でしたので、途中で腰が痛くなったり、手を合わせるのもちょっと辛かったり、
カウントダウンの時間が気になったり、座っている事すら飽きてしまったりと、
後半はまったくダメでしたが、これらの行事は、人が幸せに生活を送るためには、
とても有効なのだと思いました。

自分たちの日々の生活を豊かにするも貧しくするのも本当に自分次第なのだと思います。
仕事だけではダメですね。今年はもっとバランス良く1日1日を暮らしていきたいと思います。

今年も皆様にとって、健康と幸せに満ちた年であるよう、心よりお祈り申し上げます。

Tomo

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posted by | 21:18 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
Happy Holidays!
皆様が良い年末を過ごせますよう心よりお祈り申し上げます。
メリークリスマス。

posted by | 12:44 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
松茂町歴史民俗資料館でワークショップ
藍といえば徳島が本場ですので、ちょっと遠いのですが徳島にも行きました。
僕自身が徳島に行くのは今回が初めてなので、徳島に住んでいる親族に
アレンジをお願いしました。

まずは、松茂町歴史民俗資料館で藍染めのワークショップをしました。
今回は輪ゴムと箸を使ったものでしたが、簡単な道具を使って柄を出すのもアイデアの一つ。
また、染織施設として衛生管理を徹底しているのも勉強になったハズです。



posted by | 11:43 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
古民家再生プロジェクトを聴講
今回、父の親友でもあり倉敷市タウンマネージャーの楢村徹さんに、
古民家再生について、また中心市街地活性化計画についての講義を
夢空間はしまやと設計事務所の一階サロンにてしていただきました。

楢村さんは、「倉敷建築工房 楢村徹設計室」を主宰され、地域での建築のあり方を
テーマに日本古来の文化である古民家の建築様式を取り入れた設計をされている方です。

最近では特に生まれ故郷でもある「倉敷」にこだわりながら、少しでも生まれ育った町が
美しく楽しくなっていくことを想 い、一軒づつ丁寧に設計をされ、現在倉敷のまちづくりの
キーパーソンになっている方でもあります。

posted by | 11:23 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
倉敷民藝館を見学
倉敷民藝館は、1948年(昭和23年)に岡山県民芸協会の会員有志によって
江戸時代後期の米倉を再生活用し、各地の民芸品が寄贈されて開館しました。

場所は、倉敷市伝統建造物群保存地区(通称美観地区)内にあり、
収蔵品は日常生活に関連する世界中の多様な民芸品約15000点収蔵。
(陶磁器、染織、木工、漆器、竹細工、ガラス器、和紙、金工、石工など)

今回の見学では、知識としてではなく当時の道具がどのように使われていたのか
という事に注目していました。企画展「アイヌと沖縄」を見学した時に、ニタヤー所長は
アイヌとモン族の文化・習慣がとても似ていることに着目していました。

倉敷民芸館での見学の様子は、2012年9月8日の山陽新聞に掲載されました。

posted by | 09:35 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
倉敷アイビースクエア
倉敷の中心部にアイビースクエア(KURASHIKI IVY SQUARE)という名の、
ホテルを中心にした複合観光施設があり、父親の勧めもありここに宿泊しました。
(自分は地元なので、泊まるのは初めてでした。)

広場を囲むようにホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館
などの施設があるこの場所は、明治22年(1889年)に建設された倉敷紡績創業の
旧工場ですが、昭和48年(1973年)に改修され、観光施設として再生されました。

とても素敵な場所ですので、倉敷にいらっしゃる方は是非泊まってみてください。
(立地がすごく便利ですし、本当にオススメのホテルです。)

今回は、倉敷紡績の史料を年代順に展示してある倉紡記念館(旧原綿倉庫)を
三宅支配人自らが休日返上で案内してくださいました。

posted by | 13:33 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
播磨藍 村井さんの工房見学
日本の藍染めに必要不可欠な原料は、蓼藍の葉を乾燥させて作られたすくもですが、
栽培農家は激減しており、生産量は毎年減っています。その昔、蓼藍は日本の主要な
工芸農産物の一つでした。

そんな現状の中、播磨藍 村井弘昌さんは若く、また日本でも希少になってしまった
すくも作りを兵庫県内でしていらっしゃる藍師です。また奥さまが機織りをされていて、
手紡ぎの綿の糸を村井さんご自身が染めていらっしゃいます。

倉敷の藍染め作家である小林テレサさんの紹介、またマリー ランスの
『BLUE ALCHEMY』のドキュメンタリーの中で出演されていた方として
連絡をさせていただき、見学を快諾してくださいました。

村井さんが藍の世界に入るきっかけは、新道先生の作品との出会いからだそうで、
それ以前に布に興味を持つきっかけとなったのが、チェンマイで見た山岳民族の
古い染織品という話です。これも何かの偶然であり必然かもしれません。

posted by | 12:48 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |