Search this site
飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
<< いくら欲しくても手に入らないシルクコットンの生地 | TOP | 変わり襟の七分袖インディゴ・プルオーバー >>
いつ染めたかもちゃんとメモしておくように。
チェムさんがジャックフルーツの葉を米袋いっぱいに入れて持って来てくれた。
前回生地を見に行った時に庭のジャックフルーツを見ながら、
この葉っぱでも染められるんだという雑談を覚えていてくれたのだ。


ちょうど今、バラの花とローゼルの花を染めている最中だったから、
これはラッキーとワンピースやチュニックを染めることにした。
葉を枝から切り離し、葉を重ねてハサミで細かくカットし水を入れる。

 
後は1日待って石灰を入れれば染められるのだが、なんだか液の様子がおかしい。
なかなか色素が水に溶け出さないのである。
2日待っても溶け出さないので
試しに石灰を入れてみたが、やはり染色液の色が薄い。

 
以前染めた時は、今回と同じ染織方法でまったく問題がなかった。
もし違いがあるとすれば染織の時期である。
以前染めた時は暑季であったが、今は雨季の真っ只中。
たぶん雨季の葉は水を吸っているから色素も薄いのだろう。

 
今回は染められないという残念な結果になってしまったけれど、
雨季と乾季
、暑季で植物の状態もかなり違うということを経験する機会になった。
染織名人のおばちゃんに言われたばかりの言葉を思い出した。
「何で染めたかだけではなく、いつ染めたかもちゃんとメモしておくようにね」

 
草木で染めるというのは、自然を相手にしているのだから、
その仕組みを理解していなければ良い結果は出せない。
だから奥が深く、いつまでも飽きない面白みが草木染めにはあるのだ。

posted by tomo | 17:26 | TOMOの染色 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://blog.natural-fabrics.jp/trackback/996
トラックバック