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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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その美しさを伝えられなくなる前に、、、。
手織りの布はシンプルでプリミティブなものですが、より美しい布に仕上げるために
それぞれの場所で様々な織りの工夫があります。タイの現状では、後継者不足ではなくて
後継者がいないという状況ですので、そういった知恵を受け継ぐ人はほとんどいません。
ですので、まだわずかな灯火がある時に、少しでも多くの知恵を収集できたらと考え始めています。

例えばタイ中部の農村の話ですが、平織りの布を織る場合、綜絖を
2枚使いますが、
それぞれに通された経糸は足を使って交互に上下させられます。
それぞれの糸は隣接しているために糸と糸がくっついた場合には、切れてしまったり、
織りムラの原因になったりします。


糸を切れにくくするための処理として、うるち米の米汁を使う方法が
一般的だと思うのですが、今回使っていたのは蜜蝋とココナッツオイルを混ぜたものでし
た。
米汁も良いのですが、腐りやすいので何度も作らなくてはいけない、
均一に塗るのが難しいという理由もあり、保存が利く自家製の蜜蝋キャンドル?
を使っ
ているとの話でした。

2枚綜絖のシンプルな平織りの布ですが、より美しい布を織るための工夫を少し知ることができました。
posted by tomo | 00:26 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
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