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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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秋冬展示会のための縫製方法
正直な話、秋冬の展示会のための服の製作は苦手です。
防寒とは無縁な温かい気候の国で服を作っているので、ウールなどの動物繊維
の糸を探すのは困難ですし、現地で需要がない服を作るわけですから、
縫製方法も新たに考えなくてはいけません。
それでも展示会の都合上、何とかしてほしいという要望が強く、
秋冬展示会のための服をどう作るべきかずっと考えていました。

そんな時に友人からウェディングドレスの依頼がありました。
ウェディングドレスと言ってもアフタヌーンドレスにも近いものですが、
初めての製作ですし、どうゆう素材をどうゆう風に処理するかなど、試行錯誤の連続でした。
その作業から得たものを通して、今回の実験的な秋冬服にたどり着きました。

現地で手に入る素材の中で、秋冬に使えそうな素材はシルクですが、そのままでは少し薄いです。
そこで今回は実験的に接着芯を生地の裏に張りました。合成樹脂が付いている
接着芯地を使うのは今回が初めてです。もちろん使うのに抵抗はありましたが、
使うことで生地が長持ちしたり、厚みを出せたりとメリットの方を選びました。
また、見えない場所でもほつれないように処理をしたいので、ロックミシンも使っています。

そしてもう一つの試みは裏地を付けたことです。これまでにも背中限定で裏地を付ける
商品はありますが、総裏地にすること、きせを作ること、裏地の裾部分を
手縫いで始末することなどは今回が初めてで技術書などを参考にしました。

それでもすべて技術書通りに縫ってはいません。例えばアームホールですが、
肩パッドは入れたくないけれど輪郭は出したい。そのために縫い代をパイピング始末にしています。


 
posted by | 13:14 | TOMOの手掛かり | comments(0) | trackbacks(0) |
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