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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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折伏せ縫いの難しさ
ロックミシンは縫いしろをかがって解けないようにすることはできますが、
実際に布と布を縫い合わせるミシン糸が切れてしまえば、1度しか縫っていないため
簡単に解けてしまいます。

それに比べて折伏せ縫いの場合は、1度縫って布を割った後に際を縫い、
内側の余分な縫い代をカットし、外側の布をロールさせて縫い代を包んで縫い止める
という3度縫いですので、そう簡単には解けることはありません。

しかし問題は縫うのに時間がかかってしまう事とスキルが必要な事です。
特に布をロールさせてきれいに縫い止めるのは困難で、簡単にほつれてしまう布もあれば、
厚みによってロールする布の分量を変えなければいけない事もあります。
また、地の目がまっすぐならば良いですが、バイアスのようになっている場合など、
布をいせ込む技術も必要です。

そのため縫製スタッフは人差し指の爪を長くキープして目打ちの代わりに使って、
縫製時間を短縮する努力をしています。

縫製スタッフの募集に対して、今まで何十人もの方が応募してくださいましたが、
妻の厳しい基準をクリアーして実際に採用できたのは、たったの一人です。

posted by | 14:45 | TOMOのコンセプション | comments(0) | trackbacks(0) |
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