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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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愛らしい思い出の軌跡
今回自分たちの商品として1年間使ってもらった作業用エプロンの中から、
穴が開いてしまったもの、糸がほつれてしまったもの、ジップが壊れてしまったものなど、
預かって修理をすることにした。

自分たちの責任でそうなったものは、実際に使う中でどうゆう場所にどうゆう
工夫をするべきかを知るチャンスでもある。また、そうではないものも、
修理をすることによって持ち主が喜んでくれるし、修理されたエプロンも
自らのプライドを取り戻したかのようで何だかとても嬉しそうだ。

僕は小さい頃の記憶はほとんど思い出せないが、肘当ての修理が施された
セーターを父が着ていた印象を深く持っている。肘の部分に楕円形の布が
貼られていた袖は、デザインとしてとても印象的で、そうゆうパッチは
補強として長く着るための工夫であることまでは考えなかった。
そうゆう工夫こそ用の美というものなのだろう。

ひっかけて破れたり、何かのアクシデントで色がついてしまった服でも、
修理を施すことにより活躍の場を再度与えることが出来る。
決して新しい服を買うことを否定するつもりはないけれど、もしも着たくても
着れないお気に入りの服があるのであれば、修理を施してもう一度着てほしい。

修理を施した部分は、愛らしい思い出の軌跡のようでもあり、
母の手のぬくもりにように、何だかとってもあったかい。

posted by | 11:53 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
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