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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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一点もの

「Tomoの服は一点ものではないから、どうかしらねぇ?」とギャラリーさんから言われたと、
販売を担当する兄が僕に話してくれた。大量生産ではないけれど、一点ものでもない、
その姿勢が「中途半端」だから扱いたくないと口を濁して言われたのである。トホホ

正直は話、僕自身が作家だと思った事はないし、デザイナーだとも思った事もない。
一点一点の服を日常の道具と捉え、僕の周りの仲間と一緒に服を使う側のお 客さまの気持ちに
寄り添いながら少しずつ改善したい!本当にそれだけを考えて服を作り続けてきた。
実際に服に問題もあった時期もあるけれど、10年の歳月 の中で改善できた事も多く、
スタッフも日々何となく働いているのではなく、毎日向上しようとしてくれている。(^-^*)/

「一点ものかどうか?」それがそんなに重要なのだろうか?服の良さを判断する基準として、
デザイン、縫製、素材もあるだろうし、そして何よりお客さまに受け入れられるかどうか、
それらの方がもっと重要ではないだろうか。

服に関してもう一つ重要だと感じるものに「パターン」がある。服のデザイン画を描く仕事は
経験が浅くてもできる可能性はあるが、パターンという図面を引く 作業は経験と知識の差が
はっきりと紙の上に出る仕事である。線の流れや繋がり、立体にした時の分量を意識して
作らなければいけないパターンの仕事は、ある 意味デザインする事よりも難しく、
服の良し悪しに大きく関わるのである。変な話、服に関しては一点ものであるかどうかよりも、
パターンの良し悪しの方が遥 かに重要なポイントになると思う。

とは言いつつも、やってみないと否定もできない。一点ものだけの展示会というのもまんざらでもない。
いつかチャンスがあればそれも是非やってみたい。

posted by tomo | 12:36 | TOMOのコンセプション | comments(0) | trackbacks(0) |
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