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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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ボタンとボタンホール
基本的に男性服は右に、女性服は左にボタンが付いています。
なぜ重ね合わせが逆なのかを考えた事は今までありませんでしたが、
女性の服を試着した時に(変な趣味はありません、仕事ですから)
ボタンがすごくはめにくいと感じ、その理由を調べました。

中世終期のヨーロッパでは、ボタンが付いている洋服は上流階級が宮廷で着用するもので、
男性は自分で洋服を着替えますが、女性は使用人に着せてもらっていたそうです。
ですから使用人にとってボタンは、向かって左にある方が留めやすかったのです。
それを知った時に、それが慣習だからという理由で自分が作る服にそれを適用していた
感性のなさを痛感させられました。自分が作りたい服は「日常着としての着やすい服」ですから、
はめにくいボタンは修正したいと思います。
(もちろん右利きか左利きかによって、それらも変わってしまいますが日本人のほぼ9割が右利きです。)

ただボタンとボタンホールの関係で言えば、ボタンは右にあった方がはめやすいのですが、
例えばループボタンではボタンが左に付いていた方が実際にはめやすいです。
これからは、ボタンを左右のどちらに付けるべきか、実際にはめてみて決めようと思っています。
常識や慣習にとらわれず、「日常着としての着やすい服」というコンセプトに寄り添いながら、
丁寧に服を作っていきたいと考えています。

posted by tomo | 13:44 | TOMOのコンセプション | comments(0) | trackbacks(0) |
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