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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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charm of hill tribe handwork (その1)
友人に誘ってもらってメーチェム村の伝統の布復興で有名なヌサラーさんの
お家に遊びに行った時、幸運にも沢山の山岳民族の人たちと出会うことができた。
その中でも特に印象的だったのが、ヤオ 族のおばちゃん達だった。
MIENとも呼ばれるヤオ族の人たちは、女性は頭に刺繍入りのブライダルターバン(角隠し)
を巻き、胸元に赤いボンボンの付いたジャケット、綿密な刺しゅうがびっしりと入った
パンツを着用しているのですぐにわかる。特にヤオ族の女性が丁寧に刺しゅうをしたパンツは人気が高い。

おばちゃんが熱心に刺しゅうをしているので覗き込むとそれは刺し子であった。
しかも青地に生成り糸を使ったもので、丁寧な刺しゅうというよりは
膨大な仕事 量が魅力のもので、今まで見たことがないものであった。
今は山岳民族の布ブームとは違う状況なので、彼女達もその時々の流行に
合わせたモノづくりをしているのであろう。それでもその手仕事は見事だし美しい。
そしてそれらはファストファッションにはない手のぬくもりを感じるモノづくりである。
これを見た時に、そうだ!ファストファッションに対抗するためには圧倒的は仕事量と
手のぬくもりを表現すればいいんじゃないか!と思った。

これからの僕たちの服作りにローカリティー、ナショナリティー、アイデンティティーを持った
手仕事はどんどん取り入れていきたいと強く思うし、それがファストファッションに対しての
アンチテーゼになればとも思う。ナショナリティーを内包した手仕事は滅んではいけない、
ただそれらを保護するのはどんどん難しくなっていると思う。保護以外に彼女たちの刺しゅうの魅力を
伝える方法もあるハズだ。彼女達の手仕事をコントロールするのは非常に難しいと思うが、
その魅力を伝えられるものを作ってみたくなった。

posted by tomo | 09:00 | TOMOの手掛かり | comments(0) | trackbacks(0) |
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