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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
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自分らしく暮らせるライフスタイル
かご編みの材料は、タイ語でใบตาล(バイ・ター ン)と呼ばれるパルミラヤシの葉であるが、
村の知人や友人から売ってもらえるという、現地で調達できるものである。

それを均一の幅に切りそろえるのは70代の旦那さんの仕事であり、実際に作り方を見せてくれた。
ヤシの葉を切りそろえる道具には、等間隔に切り込みが入っ ており、
ほしい幅の位置に鉄の刃が取り付けられている。そこにヤシの葉を差し込んで引っ張ると
出来上がりという、とてもシンプルな仕組みの道具である。

かご作りは、おじいちゃんが材料を加工し、おばあちゃんが編むという家内制手工芸であり、
和紙を使って張り子のお面や人形を作っている、僕の両親とも共通する仕事のスタイルである。
そして、作っているものは違えど、僕たちが今やっていることはまさに家内制手工芸である。

家内制手工芸は、沢山お金を稼ぐことは出来ないかもしれないが、
自分らしく暮らせるライフスタイルだと思う。おじいちゃんおばあちゃんは、
慎ましい生活の 中でも立派に子供を育て上げた。そして、70代80代になった今でも、
自分たちの手を使った仕事を通して、豊かな毎日を送っているのである。

posted by tomo | 10:32 | 採長補短の日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
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