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飾らないやさしい服を求めて採長補短の日々を慈しむ。
ひょうたん笛の魅力
新年に友人のゴーさんと伊藤さんの東南アジアの民族楽器の音色を聴く機会がありました。

とても美しい音色のひょうたん笛ですが、その背景については今まで詳しくは知りませんでした。
ネット検索をしたら興味ふかい情報が載っており、それが本当なのかどうか?
ひょうたん笛奏者の伊藤悟さんに直接お話を聞ける機会があったので色々と教えてもらいました。

簡略に述べると、ひょうたん笛を吹く伝統は「若者たちの恋愛」そのものなのだそうです。
年齢が適齢期(14とか15歳)に達した少年は、未婚の若者が組織する村の集団に加入し、
老人や先輩、友人から笛を習うのだそうです。

どうして笛を習わなければいけないのか?それは笛を吹けなければ女性を口説くことができないからです。
町で見かけたあの娘を口説くためには、お金や家族の ステータスよりも、笛の実力が必要なのだそうです。
今の世の中では、愛してるとかI Love youとか便利な言葉があるけれど、
笛の音色で愛を伝えるのがひょうたん笛の伝統なのだそうです。

意中の少女の家の裏口の前で。いきなり一人で演奏するのはあれだから、
最初は友達と一緒に、そしてクライマックスはソロで。就寝時だとご両親に迷惑だか ら、
その間際の夕方の時間に少女が戸を開けてくれるまでずっと吹き続けるのだそうです!
そして少女は笛の音色で誰が吹いているのか?どうゆう意味なの か?を理解するのだそうです。

「笛も吹けないのでは家族を養うことはできな い。」笛が苦手な人にはキツイが、ある意味実力の世界。
これは本来の恋愛の姿なのかもしれない。(LINEやフェースブック、チャットで女性を口説いちゃいけない!)
そして驚くべき事に、結婚後は二度と笛を吹くことはないのだそうです。
伊藤さんには、このひょうたん笛のラブストーリー映画、ぜひ作ってほしいです。
ひょうたん笛について 詳しくはココ

posted by tomo | 13:32 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
ちいさなおすそわけ

ピン川を南にどんどん下った、それでもあまり遠くはない場所で一人のおじちゃんと出会った。
馴染みの洗濯屋近くの1枚の小さな看板を見て電話をした のがキッカケだった。
場所の説明を聞いてもあまり良くわからなかったが、どうしてもコンクリート製のテーブルと椅子が
ほしかった事もあり、諦めず目印など を聞きながら何とか辿り着く事ができた。

「コレいくら?」ふ〜ん。「じゃあコレはいくら?」初めての買い物だし、値段の相場も全然わからない。
もうちょっと幅の広いテーブルがほしいと伝えると、ここにはないからと少し夕日が落ちかけていたが、
仕事場を見学させてもらうことにした。

仕事場は沢山の道具と材料があってとても興味深い。会話も弾み互いに打ち解けていくにつれ、
おじちゃんの人となりも垣間見えてきた。おじちゃんはとても真 面目に、そして真剣に仕事をしているが
事業はそれ程うまくはいっていない様子だ。「何が問題なのですか?」と聞くと、どうやら重さも原因の一つらしい。
材 料がコンクリートと鉄なのでサイズが大きくなると重くて、何人も手伝わないと運ぶことができず
人件費がかかるのだそうだ。じゃあ「穴 開ければいいんじゃない?」テーブルや椅子の場合は、
トップは難しいがサイドの部分はまるい穴などを開けて重量を軽くしても大丈夫ではないか?と伝える と、
目を輝かせて喜んでくれた。その喜んで聴いてくれる様子が嬉しくて「、じゃあ別の色とか、どう?」
セメントに色を混ぜた別色もあれば、お客さんの選択 肢も増えて購買意欲も増すかもしれない。
おじちゃんはまたまた目を輝かせて喜んでくれているではないか!


別に何か特別な事をしてあげたわけでもなく、ただちょっとアドバイスしてみただけ。
(僕も色々な人から素敵なアドバイスをいつも貰っているし、少しだけお 裾分け)
上手くいくかどうかもわからないが、おじちゃんは実際に試してみるそうだ。
アドバイスの代わりに僕がおじさんからいただいたのは、素敵な笑顔と 感謝の言葉であった。(^-^)

posted by tomo | 10:53 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
トン・トゥングの葉で屋根を作ってもらう
普段縫製をしている場所はオープンエアーの気持ちの良いスペースです。
しかし雨季に横殴りの強烈な雨が降ったりするといつも大変なことになります。
ですので以前から屋根を拡張したいと思っていましたが、メタルシートの屋根は
ちょっと嫌だなぁと思っていました。その話をスタッフにしたら、
彼女の知人にトン・トゥングの葉を使って屋根を作る職人がいるという話をしてくれました。
それではと思い、実際に会って屋根のお願いをしました。

トン・トゥングの葉はチークの葉だと思っていたのですが、チークとは別の種類だそうです。
葉は3〜5年ぐらいしか維持できないので、その都度葉を交換しなければいけませんが
とても気に入っています。実際雨漏りも起こしていますが、使う場所は雨漏りOKですし、
メタルシートと比べて遥かに涼しいのでありがたいです。

posted by tomo | 10:46 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
田舎に引越して最初のローイ・クラトンを過ごす
タイでは11月の満月の夜に、水を使わさせて頂くことへの感謝、水を汚すことへの
陳謝の気持ちを込めて、ロウソクや線香、花で飾ったクラトン(灯篭)を川に流す
「ローイ・クラトン」と呼ばれるお祭りが各地で行われます。

クラトンを買って川に流すのは味気ないですし、せっかく庭にバナナの木もあるので
自分たちで作ることにしました。以前にも花岡さんに誘われて作る機会があったのですが、
何だか男の仕事ではないような気がして躊躇したことがありました。
今回作ってみて思ったのは、クラトン作りはタイの手仕事の原点かもしれないということです。
身近な自然の恵みを使って創意工夫で美を競うのは、伝統の巻きスカートの原点にも
通じるところがあるような気もしました。

posted by tomo | 10:59 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
The scales fall from my eyes.
竹をカットしてテーブルの足を作ろうとしていたら、「そっちじゃなくて
あっち側の端を切った方がいいよ」とスタッフに言われました。
「えっ?どっちでも同じで しょ?」と言ったら、
竹は根本と先とでは厚みが違うのだと教えてくれました。
竹は根本に近いほど身が厚く節間が短いという特徴がある事を、
その時初めて知り目から鱗が落ちました。

自然の中で暮らすタイの人はそういった知識を持ち合わせていて、いつも驚かされます。

posted by tomo | 11:53 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
イーペン(北タイ旧暦2月の満月)祭りに向けて
雨季の終わりと寒期の始まりを告げるオークパンサー(出安居)後は、
タイ各地ではそれまでの静寂から賑やかさを取り戻す時期でもあります。

11月末にはロ イクラトーン祭り(灯籠流し)という大きなお祭りも控えておりますが、
北タイのイーペン(北タイ旧暦2月の満月)祭りは灯籠よりもランタンが魅力です。
写真は日曜日のワット・プラタート・ハリプンチャイ(ランプーン県)の様子。

posted by tomo | 17:57 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
蝶と蛾
家の敷地には蝶や蛾がよく遊びに来ますが、蝶と蛾は同じ鱗翅目(りんしもく)で区別がとても難しいです。
蝶は昼に飛び、蛾は夜に飛ぶという話もありますが、例外も多いそうです。
蝶は羽をたたんでとまり、蛾は広げてと まるというのにも例外があります。
蝶はきれいで蛾はじみというのも例外があり、蝶は胴体がスリムで蛾は太いというのも例外が多いそうです。
そして一番区別しやすい方法は、触角を観察することだそうです。
蝶の触角は先が膨らんでいますが、蛾はオスがくし状、メスは先がとがっているのだそうです。
それを参考にすればこれは蝶ですね。

ちなみに日本語や英語では蝶と蛾を区別しますが、フランス語やドイツ語では区別しないそうです。
タイ語では蝶はピースア、蛾はピースア・ラートリーです。ピースアの意味は蝶、ラートリーは夜間という意味ですから、
タイ語で蛾は「夜の蝶」という意味になります。

posted by tomo | 16:36 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
更にローカルで何もない場所

僕が住んでいる場所も田舎ですが、更にローカルで何もない場所で手織りの布は作られています。
水田とパルミラ椰子が延々と続くだけの何もないところですが、とても落ち着く場所です。

手織り生地の産地であるこの場所でも少子高齢化の波が押し寄せており、
近頃の賃金上昇とも合わさって、収入の多くない機織り(手織り)人口は減少しているそうです。

現実として機織り(手織り)はもっと奥地に行かなければ難しいという状況になりつつあります。

posted by tomo | 08:48 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
自然の恵みのおすそわけをいただく喜び
およそ1年前に引越した当時、とても小さかったゲート付近のバナナも大きくなり、
ちゃんと実がなりました。いつ食べられるのか気にしつつもその存在を忘れて
しまっていたのですが、スタッフはちゃんとチェックしていたみたいです。

さて、いったいどのタイミングで果実をカットして良いのか聞いてみたのですが、
ポイントは3点あるそうです。1つはバナナの果実の先の花の付け根の状態がOKかどうか。
もう1つはグリーンからイエローに変色しかかる色の状態。そして最後は
これ以上時間が過ぎると皮が張り裂けてしまうような状態かどうかだそうです。

ベストなタイミングでカットした後は紐で吊るして3日ほど経てば食べられるそうです。
ちなみにこのバナナはクルアイ・ナムワ−種で、日本でよく見かけるフィリピンのバナナとは違う種類です。

posted by tomo | 10:49 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |
チョウマメの種を竹の柵に
雨季になったので以前に隣のおじちゃんから頂いた蝶豆の種を蒔くことにしました。
アサガオに似た蝶豆の花はコットンは難しいですがシルクの布であれば染めることができます。
蝶豆はタイではアンチャンと呼ばれ、天然着色料としてお菓子やお米に色を付けるために、
ジュースやお茶として楽しむために利用されたりします。
また、石鹸やシャンプーなどスキンケアにも使われたりする素晴らしく有用な植物でもあります。

 
そして感心するのは、さやを開けると豆は見事に交互に分かれる事です。
どのさやを開けても同じなので、種が成長する確率を高めるための形態なのだと思います。
蝶豆はマメ科のつる植物なので竹製の柵に絡ませようと考えてます。
自然の柵にもなるし、染色にも使えるので一石二鳥です。

posted by tomo | 19:28 | 北タイで暮らす | comments(0) | trackbacks(0) |